米国株取引を始めるまで

 以前から興味があった米国株の取り引きを8月から始めました。

 

 数年前からは一定の金額(そんなに多くはないですが)があったのですが、引っ越しや学費など、まとまったお金が必要な場面もちょくちょくあったため、使える状態にしてありました。が、後から振り返ってみると結局数百万円はそのまま置いてあるだけでした。それなら運用した方がいいよね、っと重い腰を上げることにしました。

 

 最初にやってみたいと思ったのは10年以上前ですが、結局手が出せませんでした。自分の収入がなく、元夫に反対されたのも一因ですが、一番の理由は「どうせ最終的には投資家や機関などの専門家の餌食になるだけ。株に勧誘するのはカモを増やすため」と思っていたからです。今でも少しはこういう考えもありますが、それを上回るメリットもあると思い始め、一歩を踏み出した次第です。

 

 自分の財政状況とリスクを考えると、つみたてNISAやイデコか、インデックス投信のようなものがベストなのでしょうが、ひとまず持っているまとまったお金の置き場所として個別銘柄を選びました。自分の年齢と先々を考えると悠長に長期で考えてる場合ではないと思ったからです。

 

 もともと良くない頭なのに加齢も加わり、本当に亀のスピードで理解している最中です。先ほども、米国株にはニューヨーク証券取引所とナスダックの2種類があることをちゃんと知ったところです(遅)。

 

 しかししかし、いざ始めようと思ってからが大変!でした。

実は、私は何年か前にも一度株を始めようとSBI証券に証券口座を持っていました。その時は確かどこかのIPOに申し込むために開設したような気がします。どこだったか忘れてしまいまいましたが、100万円くらい入金しましたが、案の定当たらず即お金を引き出してそのまま放置していました。

 

 その後いろいろ改訂があり、証券口座を持って取引をするのにマイナンバーの登録が必要になったようですが、使う予定もなかったのでそのままにしていました。私はマイナンバーの通知カード止まりでマイナンバーカードを作っていませんでしたし、さらに悪い事にちょうど引っ越しをしていて、主要な証明書類の類が全て裏書更新されていました。残念ポイントは以下の通り。

 

・証券口座登録時の住所から現住所への変更手続きが、ネットからできない

  (マイナンバー登録を最初にしないと住所変更もできない)

  (マイナンバー通知カードも裏書があるとネットから手続きできない)

・コロナ禍でマイナンバーカード登録が1か月待ちとか!

  (だいたいにして仕事があるから平日は動けない)

・証券会社はネット店舗で、来店手続きができない上、コロナ禍で電話が通じない

  (郵送のみとか!)

 

 いいかげんメンドクササMaxなので、新しい口座作ろうと思ってマネックス証券に口座を作ろうとしましたが、こちらも本人確認書類の裏書がある場合郵送のみ!免許証を両面コピーしながら、うざうざうざうざと心の中で毒づきながら過ごしました。アメリカのロビンフッドとか本当に羨ましいです。