「お探し物は図書館まで」青山美智子
2021年の本屋大賞2位。
読み終わった後も、ほんわかとした気持ちになる作品。
さゆりちゃんの大ファンになってしまった。
最近とんと本も読んでいない。
読むのは現実の役に立つようなものばかり。
フィクションの世界からはとんと遠ざかっていたが、
あののめり込む様な感覚を求めて、今年の夏は本を読もうと決心。
この本は、本屋大賞の本は間違いがなかろうと買ってみた。
日常の一つ一つが大切にされているように感じ、心が休まる。
特別に大きなことがなくても、個々人の中に物語があって、
それが、生きる喜びに繋がっている、と思えた。
心にピリッとくるような嫌な感じが全くなく、ストレスフリーで
読めた点もよかった。
本を読むことの楽しさを再認識した作品でもあった。