どーでもいい事しか取材できないのでは?

 不倫だとか弱者の起こした事件とかに対しては、ものすごい瞬発力を見せてフットワーク軽く動いたり、よく調べたなってほど掘り下げたりするのに、本当の問題に関してはスルーという昨今のテレビに関して、ちょっと前に恥ずかしという気持ちがなくなったのかということを書いたのですが、ちょっと考えがリ変わりました。

 

 不倫などのゴシップ関係の話題は視聴者が望んでいるからだと言う人がいますが、私は最近テレビ番組を作る側の人に取材する能力も問題意識もなくなったのではないかと思い当たり、そう考えると割と辻褄が合うような気がしてきました。なくなったというよりも、昔とは変わってきているという方が正しいのかもしれません。

 

 もちろん、やろうとしても上から止められたり圧力がかかったりという、やらない側から見た正当な理由があるのでしょうが、どこからも燻ったような「オレ達もやりたい気持ちはあるが・・・」みたいな雰囲気すら感じられないし、どこも人手不足は同じだとしたら取材する力自体がなくなってるのかもなーと。

 

 答えというか事実が明確なものや、取材方法が決まっているもの、簡単にやれるものについてはそれなりにやっている気がします。あと生中継、民放動かなくなってるなーとか。人が足りなくなってるんだとしたらニュース番組そりゃ作れないだろうなと思います。の割には台風で強い風に吹かれている映像はよく見るよなーとか。人手が足りないなら、余計な編集入れずに記者会見とか生放送すればいいのになーなど。

 

 ついでに言うと、あの画面の隅に出るワイプっていうですか?タレントの表情の映像いらないしむしろ邪魔なんですけど、誰得なんでしょう? 番組制作側がタレントに「VTR 中もサボっていないで働けよ」的な嫌がらせのようにしか感じられないのです。