ROCK IN JAPAN 2015 体験記③

 

NICO Touches the Walls

 名前くらいしか知らないけど、聞いてみるとイイ感じ。そしてアツイ。流石の盛り上がりです。若干落ち着いたので、NICOが終わってから場内探索。マップで見たみなと屋へ行こうとグラスステージから出たものの、みなと屋見つからず。これだから方向音痴は。。。ふと観覧車が目に入る。乗ってもいいのかな?窓口で聞くとチケットを買えば乗れるとのことなので600円払う。各ステージや通路はすごい混んでいるのに乗り物の列はガラガラ。お客さんが少ないからか観覧車は1つおきに乗せてた。ちょっとちょっと観覧車サイコ-。めちゃめちゃ冷房が効いてて涼し-。上から見るグラスステージは壮観!

 

ロッキン行く人へ私のオススメ。観覧車。

 

戻るとグループ魂。誰?と思っていたらスクリーンには何か見たことがある人の顔。阿部サダヲだっけ?こういうのもありなんだ。そして次はKANA-BOON。有名とのことなので少し予習(アルバムを何回か聴いた)してきた程度。うーん、この人達はすごい。演奏が上手いのかアレンジとかが凝ってるのか、CDよりも断然音がかっこいい。ボーカルの見た目が若干ふかわ入ってるので凝視してたら、歌は上手いし何か強気オーラがむんむん。例の〝ゆらゆらゆらゆら〟の所では大盛り上がりを見せていました。余談ですがオフィシャルグッズらしきスイカ柄のフード付きバスタオルかぶってる人を数名見かけました。アレめちゃ可愛いくて欲しくなりました。帰ってきてから公式サイトで見て悩み中。欲しいなぁ。。。

 

1つのバンドが終わると次が始まるまで30分間もあるので、その間いろいろ探索。スタンディングエリアも一番後ろは空いていて、座ってまったり聞いている人も多かったです。但し人気アーティストだと開始時間には後ろまでいっぱいになります。そしてそして開始時間前になるとスタッフが拡声器を持って「ここはスタンディングゾーンなので立ってくださーい」とアナウンス。

 

ユニコーンの慣れたステージをシートで楽しんだあたりからロッキンモードにシフトチェンジ。次はMAN WITH A MISSIONです。ちょっと面白そうだなと思っていたので、ここは積極的に参加だ!と開始10前くらいにスタンディングエリアの前の方に行ってみました(チャレンジャー)。結構前の方まで行けるものですね。そしてそれほどぎゅうぎゅうでもなし。いざMAN WITHが登場して歌が始まると前に移動する人も多く、飛んだり踊ったりする人の圧がすごくて、歌も一緒に歌えるほど覚えてもいない素人は2曲目で悟りました。もっと後ろで十分であると。どこまで下がろうかと移動するも、結局スタンディングエリアは一番後ろまでいっぱいなのでシートエリアまで戻りました。しかしそこはさっきまでのまったりした様子ではなく、シートに残っている人も立ち上がって踊っています。通常はスタンディングエリアの後ろの通路やシートエリアの後ろの通路は演奏とは別世界ですが、この時ばかりは移動する人も少なく、ほとんどの人がMAN WITHと一緒にがおがおと踊っていました。ここでも十分楽しめました。

 

ロッキンに行った人のツイートで、そのまま音楽を楽しむというよりも、同じところで手を挙げる、拍手をする、歌うなど大勢の人が一斉に何かをする体験を楽しむものに変わってきたのか、というようなものがあって、なるほどと思いましたが、確かに初めて参加してもそれは感じました。新参者としてはどっちでもいけるので、一緒にがおがおやって楽しみましたが、受け身だけではなく表現者としての観客みたいになってきている面もあるのかな、とも思いました。それは普通はアーティストだけに向けられているカメラが観客を写すことがあり、それがなかなか面白いのです。「あ、ステージから自分達はこのように見えているんだ」ということも客観的にわかり、合わせ鏡のようにアーティストと一体感を味わえるような。みんなが拳を上げていたり、手を振っていたりする光景には圧倒されるものがあるので、定番になるんだろうなぁと。