女性アナウンサーやキャスターの声

 最近テレビのニュース番組などで、女性の方がメインを務められたり、従来男性だったポジジョンに女性が登場する事が増えてきたように感じます。それはとてもいい事で大歓迎なのですが、逆に気になることも出てきました。それは何かというと「声」。メインのキャスターと話題提供者の人の双方が女性だと声が・・・声がお腹から出していない、口先からの力のない軽く高い声のやりとりだと声が上滑りしてる感じ?で聞いていられない、と感じる場面に気がつくようになってきたのです。

 

 何を言っておるのだと言われそうですが、理解できる人もいるんじゃないかなー。有働由美子さんや阿川佐和子さん、佐々木明子さん、鈴木菜穂子さんなどは比較的低めの声でどっしりと話されるので普通に女性男性関係なく話を聞けたのですが、軽い高い声だと、不必要に女性性を受け取ってしまうというか。その辺でフツーに雑談しているように感じてしまいます。主にNHKは落ち着いた声の方が多いかな?上記の方々は私が見てる中で好ましい例えなので偏ってはいますが。

 

 そもそも私は特にニュース系では、男女が際立つような要素はなくしてほしい派なので、過剰なオシャレ服もあまり好きではないです。ポワーンと大きく膨らんだパフスリーブ袖で何をしにきた?と思ってしまいます。見た目が派手であっても強い個性やユニークな主張があればオーライだし、むしろそんな人が出てきて欲しいのですが、発言に個性が感じられない人が多いのが問題の本質なのかもしれません。というかそんな個性はテレビ番組には求められていなさそうではあります。それは置いておいて、バラエティ番組やファッション番組など、個人が色々アピールする場であれば、その人が最大限美しく見えるアクセサリーや服装や話し方をすればいいと思うのです、土屋アンナさんに落ち着いた服装で来て欲しいと思う人はたぶん誰もいませんし、私もそういう楽しみも込みで見ています。

 

 欧米の女性は低い声の方が好まれるという話を聞いた事がありますが、最近よくわかります(私が歳を取ってきたせいからなのかもしれない)。少なくともテレビの中の場合は低い声の方が落ち着いて聞けるのです。口先だけで高く細い声で話していると信ぴょう性に欠けるし、実際内容がとても薄いように感じるし、聞く気が削がれます。日本人は高い声の女性が好きという風潮があるので国民性なのかもしれませんが、是非腹筋トレーニングをして低ーい野太い声の女性が増えることを望みます。今あまりそういう人がいないので、狙い目だと思ったりします。

 

 私は男女どちらであろうとも話の内容に期待しているので、伝えるにしても議論するにしても声のトーンは結構大事だと最近思います。大きな声がいいわけではなく、腹から声を出すことと、低い声で話すことは相手に伝える上で案外大事ですよーと強く言いたいです。誰に?ってわけでもなく、最近気づいたこととして記しておきます。